ままぱれ

子どもの「イヤ、イヤ」を考えよう

子育てに悩むママへお届けします

~認定こども園での保護者相談より~

Q.
子育てママの悩み

子どものイヤ、イヤに悩んでいます。保育園の皆の活動をなかなか一緒になって行おうとしません。
一人で好きなことばかりしています。果たして、このまま成長して、みんなと一緒にうまくやっていけるようになれるのでしょうか?不安です。心配です。その点を教えてください。

A.
立華認定こども園ではこう考えています。

 子どもが「イヤ、イヤ」というのと同じくらい、その子の「好き」があります。言葉として「イヤ」が出ていますが、実は、言葉に出ない「好き」が眠っています。園生活では、その「好き」を多く見つけて、たくさんの「好き」の中で満たせるようにしていきたいです。
 「イヤ!」と言える相手は、その「イヤ」を受け止めてくれる人です。子どもは、「イヤ!」という自分の気持ちを“表現”しています。自分の“思い”を相手にぶつけています。ママと、私たち先生とで、その思いをしっかり受け止めていきましょう。ママが“しんどい”ときは、園の先生が受け止めていきますので、大丈夫ですよ。
 最後に、3歳以上の子どもにとって、いまはルールを守れなくても大丈夫です。みんなで守るルールよりも先に、“自分で決めた”ルールを守れるようにしましょう。自分のルールが守れるようになると、自分だけのことから“周り”に自然と目がいきます。それまで待ちましょう。そうなれば、みんなのルールも守れるようになります。
 乳幼児期の子どもの育ちは、子どもそれぞれです。その育ちに、優・良・可などの評価は不要です。「その子にとって、どう育つのが良いのか…」それを考えて、その子の姿に真剣に目を向けていく…これが、私達です。

幼稚園の活動紹介
蔵王からただいま!
《年長児10月》 蔵王おとまり保育

時には、クラス仲間の励ましが支えとなる…。
 蔵王での山登りハイキングのことです。約1時間、歩き続けます。次第に遅れてくる子が出ます。
ある男の子が最後尾まで来ました。先生が「頑張ろう!」と促しても、力が入りません。その先生、ぐいぐい進む子に「(遅れた子が)頑張れるように、手を引いてあげてくれる?」と、みんなに聞こえるように声を掛けました。そして、手を繋ぎ歩き始めると、2人でぐいぐい登っていきました。これは「みんなで頑張る、力を合わせて」という集団活動の素晴らしさを示すエピソードです。
 園では、ある時は先生が支えとなります。また、ある時は、クラスの仲間が支えとなります。年少時から共に活動を過ごした“信頼できる”仲間です。ですから、手を繋がれた彼は、その力を借りてぐいぐいと進むことができるのです。

幼稚園の活動紹介

わたしたち学校法人 立華学園
3つの施設

■幼保連携型認定こども園
立華認定こども園

3つの未就園児クラス

3つの未就園児クラス

■仙台市委託立華認定こども園
子育て支援センター

こんなことにお役立てください。

  1. 子育ての相談、お悩みのこと…
  2. 子育てに関するイベント・講座開催
  3. 親子集まり、平日の5時間開設
  4. 子育ての情報提供、先輩ママからアドバイス

■企業主導型保育園
木ノ幹保育園

現在定員により受付停止中。
0歳10ヶ月より2歳児クラスまで

子どもが満たされる3つのたっぷり
たっぷり あそび、
たっぷり 食べて、
たっぷり 寝る。

こうして育つ園

木ノ幹保育園

SERIES

絵本といっしょに
ママさんライダー
ぱれまるの部屋
宮城教育大学
子育ての疑問質問
レシピ
ままぱれぽーと
プレゼント