子育ての三大要点|ルルブルを学ぼう
❶「ルルブル」を知っていますか?
❷「ルルブル」で推奨している3つの習慣は子どもにとって必要だと思いますか?
❸お子さんは「ルルブル」を実践できていますか?
○「決まった時間に寝ル」
○「朝ごはんを食べル」
○「外で遊ブ」
❹お子さんはスマートフォンやタブレットで、1日どのくらい動画などを視聴しますか。
(勉強や読書としての利用は除きます)
❺子育てで悩んでいることがありましたら、その内容をお答えください。
〈生活リズムが整わない〉
- 自主性を持たせたいのに、忙しくてつい指示してしまう
- 親の帰りが遅いため、子どもの寝る時間も遅くなってしまう
〈デジタル化と価値観〉
- 塾や宿題もデジタル化して、文字を書く機会が減っている
- 注意してもゲームや動画視聴を延々と続ける
- 夫婦でも子どもに与えるか否か価値観が合わない
〈遊びと時代〉
- 外遊びできないときの室内遊びを知りたい
- 兄弟喧嘩に発展した時の仲裁が大変
- まだ早いと思っていたのに、お友達がゲーム機を持ち始めた
〈食事への興味〉
- 好き嫌いや偏食。野菜を食べずお菓子ばかりほしがる
- 食べることに集中できず、なかなか食事が終わらない
〈ゲスト〉 宮城県教育庁 佐藤 博美さん
〈参加した編集員〉 梅田 裕美さん、小泉 理惠さん、小林 奈穂さん、佐藤 寛子さん、津田 由美さん、西花 理沙さん、堀川 瑞穂さん、舛田 麻美さん、山本 史美子さん
ルルブルをPRしている宮城県教育庁の佐藤博美さんも、編集員たちと同じ子育てママ。みんなどんなふうにルルブルしてますか?
子育ての悩みはみんなそれぞれ
私(ゲストの佐藤さん)も中1、小4、小1の3人の子どもがおり、日々悩みながら子育てに取り組んでいます。帰宅時間が遅いので、週末に翌週のメニューを決めて買い物を済ませ、夕飯を手早く作れるようにしたり、朝食も市販のお惣菜や野菜ジュースを利用しながらバランスを考えています。
- 佐藤さん
息子たちの幼稚園が、川島先生監修の脳トレ(下記参照)を推奨している園だったので、先生の講演会を聞く機会もあり、なるべく実践するようにしていました。2人とも幼稚園の時は好き嫌いが多くて、食べさせるのがやっとだったんですが、今は「お兄ちゃんと同じ量を食べられるよ!」みたいな感じで下の子が太ってきて、上の子はたくさん食べても痩せているので、食べるものに気をつけているところです。
- 山本さん
小さい頃から絵本を読んで寝かしつけていたら、すぐ寝るようになったので睡眠は大丈夫ですが、好き嫌いがあって困っています。コロナのせいで外で遊ぶ機会が減り、何をして遊んだらいいかわからなくて、テレビを見たりゲームをすることが多いのが悩みのタネですね。
外遊びが難しい今は「家(うち)レク」で!
絵本で寝かしつけるのはとてもいいですね。絵本は親子が触れ合うツールにも、語彙力や想像力を膨らませるチャンスにもなります。コロナで外遊びが難しい状況ですが、スポーツ庁のHPには「家レク(うちれく)」などお子さんと保護者がおうちでできる遊びを紹介しています。
► 家レクはこちらから!
- 小林さん
「食べル」、「遊ブ」はだいぶできていると思うのですが、最近は人気のアニメが夜遅い時間に放送しているじゃないですか。下の子は今まではアニメのために早起きなんてしなかったのですが、朝5時に起きて録画したものをみたり、最近になって生活の乱れが出てきました。中2の上の子は塾や部活で寝る時間が左右されたりしますが、それなりにできていると思います。
無理せず、余裕を持って続けましょう
ルルブルは毎日できることも大事ですが、続けていくことが一番大切です。今日できなかったら明日すればいいくらいの気持ちで、あまり無理せず頑張ってみてください。できなくて辛くなるより、お母さんがニコニコしていることが子どもたちにとっては一番ですから。
- 小泉さん
うちの子たちは早寝早起き過ぎて、私が困る時期もありました(笑)。食べ物の好き嫌いがすごく激しくて、緑色のものはほとんど食べようとせず、肉ばかり食べる偏食が悩みです。学校でも帰宅後もしっかり遊んでいるのですが、食べる量が多くてちょっと太り気味なのが少し心配です。
- 西花さん
外遊びが大好きなので、「遊ブ」のはできていると思います。体は十分動かすのに夜はなかなか寝てくれなくて、朝も起こさないと起きてくれないし、食事も野菜は食べずお肉とお菓子が大好き。だから「食べル」と「寝ル」に悩んでいます。
動画を見て、改めて「ルルブル」の大切さを考えさせられました。
- 梅田さん
脳科学の研究ってすごいですね。データを見せられると説得力があるし理屈がわかりました。子どもたちは朝食にパンしか食べない時もあるのですが、それでは脳は朝食と思わないというのは怖くなりました。朝食習慣と年収の関係も、自分の若い時の生活を振り返るとそうだったのかなと(笑)。とてもいい勉強になりました。できていないところを少しずつ改善していきたいと思います。
- 津田さん
自分が子どもの頃、親から「早く寝なさい」とか「早起きしてご飯を食べなさい」と言われていたことは、必要があってのことだったんだと改めて考えさせられました。自分も子どもたちに成長のために大切だという話をするのですが、その裏付けになる理由がわかりました。子どもたちにしていることがそのままデータになっているのを見ると、できない自分を責めそうで怖いですが、そこは自分を追い詰め過ぎず実践していけたらいいなと思います。
- 舛田さん
子どもの環境を整えてあげるのは親にしかできないことだと思うので、朝ごはんも寝ることも遊ぶことも、自分だけでなく夫ともこの情報を共有して、どの程度やればいいか考えながら取り組んでいきたいと思います。スマホと脳の発達の関係のお話がありましたが、これから小学校に上がるとスマホだけでなくタブレットを使った授業もあるので、そういったものを使う今後のことも考えていかなければならないと、改めて必要性を感じました。
お問合せ先
みやぎっ子ルルブル推進会議(事務局:宮城県教育庁教育企画室)
〒980-8423 宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
電話番号|022-211-3616(平日9:00〜17:00)
ホームページ|https://www.pref.miyagi.jp/site/ruruburu/
Twitter|https://twitter.com/miyagi_ruruburu
掲載年月/2022.03