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『子育ての三大要点』ルルブルを学ぼう

子育ての三大要点 ルルブルを学ぼう

ルルブル」とは、子どもたちの成長に必要な「しっかり寝ル・きちんと食べル・よく遊ブで健やかに伸びル 」からとったものです!!

ねるってだいじ!
しっかりねル

ねるってだいじ!しっかりねル

夜は決まった時間に寝るようにしよう!
毎日、早寝・早起きを心がけよう!

「睡眠」は心身を休ませるだけでなく、特に成長過程にある子どもにとって、体を作り、脳を発達させる大切な役割をもっています。
夜更かしなどで睡眠をおろそかにすると、子どもの成長に大きく影響するだけでなく、大人にとっても翌日の生活に影響し、慢性的になると睡眠障害を引き起こしかねません。
規則正しい生活リズムを守り、「しっかり寝ル」を実践しましょう。

たべるってだいじ!
きちんとたべル

たべるってだいじ!きちんとたべル

毎日、朝ごはんを食べよう!
お米やパンだけでなくきちんと「おかず」も食べよう!

一日の始まりに食べる「朝食」は、大人も子どもも、午前中から活発に過ごすための重要なエネルギー源です。
特に体の小さい子どもにとっては身体の発育、脳の活動に大きく影響します。
元気に一日を過ごすため、栄養バランスの良い朝食をとり、より良い「朝食習慣」を身につけましょう。

あそぶってだいじ!
よくあそブ

あそぶってだいじ!よくあそブ

外で元気に体を動かして遊ぼう!
自然や人とふれ合って体験しよう!

子どもの頃に元気に体を動かし、人や自然と触れ合い、様々な体験をすることで、個々の資質や能力は飛躍的に伸びます。
五感に様々な刺激を与える「外遊び」や、興味・関心を広げる「体験」を通して、健やかな成長を促しましょう。
また、大人も仕事や家事以外の時間を作り、運動や趣味などで「よく遊ブ」ことで、心身のリフレッシュが図れます。

すこやかにのびル

しっかりねる・きちんとたべる・よくあそぶを習慣にすることで、すこやかな成長を促します。

すこやかにのびル

ままぱれ読者のルルブル事情

ままぱれ2022年1月号のアンケート結果から実態を見てみよう!
あなたの家庭では「ルルブル」できていますか?

  1. 「ルルブル」を知っていますか?
    • 内容まで知っている 35%
    • 全く知らない 39%
    • 内容は知らないが言葉は聞いたことがある 26%
  2. 「ルルブル」で推奨している3つの習慣は子どもにとって必要だと思いますか?
    • すべて必要だと思う 72%
    • すべてではないが必要だと思うものはある 22%
    • わからない 5%
    • 無回答 1%
      ※「どれも必要ない」という回答は0!
  3. お子さんは「ルルブル」を実践できていますか。

    ○「決まった時間に寝ル」

    • 毎日できている 17%
    • おおむねできている 59%
    • あまりできていない 17%
    • できていない 5%
    • 無回答 2%

    ○「朝ごはんを食べル」

    • 毎日食べている 78%
    • おおむね食べている 12%
    • あまり食べていない 6%
    • 食べていない 3%
    • 無回答 1%

    ○「外で遊ブ」

    • 雨の日以外は外で遊ぶ 31%
    • 時々外で遊ぶ 43%
    • たまに外で遊ぶ 15%
    • ほとんど外では遊ばない 10%
    • 無回答 1%
  4. お子さんはスマートフォンやタブレットで、1日どのくらい動画などを視聴しますか。(勉強や読書としての利用は除きます)
    • 全く見ない 19%
    • 1時間未満 33%
    • 1時間以上~3時間未満 32%
    • 3時間以上 7%
    • わからない 7%
    • 無回 2%
  5. 子育てで悩んでいることがありましたら、その内容をお答えください。

    〈生活リズムが整わない〉

    • 自主性を持たせたいのに、忙しくてつい指示してしまう
    • 親の帰りが遅いため、子どもの寝る時間も遅くなってしまう

    〈デジタル化と価値観〉

    • 塾や宿題もデジタル化して、文字を書く機会が減っている
    • 注意してもゲームや動画視聴を延々と続ける
    • 夫婦でも子どもに与えるか否か価値観が合わない

    〈遊びと時代〉

    • 外遊びできないときの室内遊びを知りたい
    • 兄弟喧嘩に発展した時の仲裁が大変
    • まだ早いと思っていたのに、お友達がゲーム機を持ち始めた

    〈食事への興味〉

    • 好き嫌いや偏食。野菜を食べずお菓子ばかりほしがる
    • 食べることに集中できず、なかなか食事が終わらない

「ルルブル」、わかっていてもできない状況に悩みます…

ままぱれ編集員でルルブルについてオンラインミーティングしました

オンラインミーティングの様子はこちらから

ゲスト:
宮城県教育庁
佐藤 博美さん

ルルブルをPRしている宮城県教育庁の佐藤博美さんも、編集員たちと同じ子育てママ。みんなどんなふうにルルブルしてますか?

子育ての悩みはみんなそれぞれ

私(ゲストの佐藤さん)も中1、小4、小1の3人の子どもがおり、日々悩みながら子育てに取り組んでいます。帰宅時間が遅いので、週末に翌週のメニューを決めて買い物を済ませ、夕飯を手早く作れるようにしたり、朝食も市販のお惣菜や野菜ジュースを利用しながらバランスを考えています。

●Aさん
 息子たちの幼稚園が、川島先生監修の脳トレ(下記参照)を推奨している園だったので、先生の講演会を聞く機会もあり、なるべく実践するようにしていました。2人とも幼稚園の時は好き嫌いが多くて、食べさせるのがやっとだったんですが、今は「お兄ちゃんと同じ量を食べられるよ!」みたいな感じで下の子が太ってきて、上の子はたくさん食べても痩せているので、食べるものに気をつけているところです。

●Bさん
 小さい頃から絵本を読んで寝かしつけていたら、すぐ寝るようになったので睡眠は大丈夫ですが、好き嫌いがあって困っています。コロナのせいで外で遊ぶ機会が減り、何をして遊んだらいいかわからなくて、テレビを見たりゲームをすることが多いのが悩みのタネですね。

外遊びが難しい今は「家レク」で!

絵本で寝かしつけるのはとてもいいですね。絵本は親子が触れ合うツールにも、語彙力や想像力を膨らませるチャンスにもなります。コロナで外遊びが難しい状況ですが、スポーツ庁のHPには「家レク(うちれく)」などお子さんと保護者がおうちでできる遊びを紹介しています。

●Cさん
 「食べル」、「遊ブ」はだいぶできていると思うのですが、最近は人気のアニメが夜遅い時間に放送しているじゃないですか。下の子は今まではアニメのために早起きなんてしなかったのですが、朝5時に起きて録画したものをみたり、最近になって生活の乱れが出てきました。中2の上の子は塾や部活で寝る時間が左右されたりしますが、それなりにできていると思います。

無理せず、余裕を持って続けましょう

ルルブルは毎日できることも大事ですが、続けていくことが一番大切です。今日できなかったら明日すればいいくらいの気持ちで、あまり無理せず頑張ってみてください。できなくて辛くなるより、お母さんがニコニコしていることが子どもたちにとっては一番ですから。

●Dさん
 うちの子たちは早寝早起き過ぎて、私が困る時期もありました(笑)。食べ物の好き嫌いがすごく激しくて、緑色のものはほとんど食べようとせず、肉ばかり食べる偏食が悩みです。学校でも帰宅後もしっかり遊んでいるのですが、食べる量が多くてちょっと太り気味なのが少し心配です。

●Eさん
 外遊びが大好きなので、「遊ブ」のはできていると思います。体は十分動かすのに夜はなかなか寝てくれなくて、朝も起こさないと起きてくれないし、食事も野菜は食べずお肉とお菓子が大好き。だから「食べル」と「寝ル」に悩んでいます。

脳科学で考えるルルブルの大切さ~川島教授のお話~

動画
脳科学で考えるルルブルの大切さ
~川島教授のお話~

みやぎっ子ルルブル推進会議顧問であり、東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授が脳科学の観点からルルブルの大切さを紐解きます。

「ルルブル」は脳の発達にも影響する!?
詳しい動画はこちらをチェック!

動画を見て、改めて「ルルブル」の大切さを考えさせられました。

● Eさん
 脳科学の研究ってすごいですね。データを見せられると説得力があるし理屈がわかりました。子どもたちは朝食にパンしか食べない時もあるのですが、それでは脳は朝食と思わないというのは怖くなりました。朝食習慣と年収の関係も、自分の若い時の生活を振り返るとそうだったのかなと(笑)。とてもいい勉強になりました。できていないところを少しずつ改善していきたいと思います。

●Fさん
 自分が子どもの頃、親から「早く寝なさい」とか「早起きしてご飯を食べなさい」と言われていたことは、必要があってのことだったんだと改めて考えさせられました。自分も子どもたちに成長のために大切だという話をするのですが、その裏付けになる理由がわかりました。
子どもたちにしていることがそのままデータになっているのを見ると、できない自分を責めそうで怖いですが、そこは自分を追い詰め過ぎず実践していけたらいいなと思います。

●Gさん
 子どもの環境を整えてあげるのは親にしかできないことだと思うので、朝ごはんも寝ることも遊ぶことも、自分だけでなく夫ともこの情報を共有して、どの程度やればいいか考えながら取り組んでいきたいと思います。スマホと脳の発達の関係のお話がありましたが、これから小学校に上がるとスマホだけでなくタブレットを使った授業もあるので、そういったものを使う今後のことも考えていかなければならないと、改めて必要性を感じました。

■オンラインミーティングの様子はこちらから

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