言葉より先に手が出る息子に困っています。
6歳の息子が友達からして欲しくないことをされると、言葉より先に手が出ることが増えてきました。話を聞いても「でも」「だって」と自分の主張が曲げられず、改善の道筋が立てられません。どのように対応すればよいでしょうか。(仙台市・Uさん)
6歳のお子さんが友達からして欲しくないことをされると、言葉よりも先に手が出てしまうのですね。6歳というと、就学前で勉強や友達関係など、親にとっては不安要素が多い時期だと思います。その時期に友達に手を出したり、自分の主張を曲げられない姿が見られると、親としては心配になりますよね。
6歳になると、社会性が徐々に身に付き、友達と仲良く遊んだり、相手の気持ちに気付いたりすることが出来るようになってきますが、まだ感情のコントロールが難しく、嫌なことがあると衝動的に手が出てしまうことがあります。また、普段の会話は上手に出来たとしても、そのような場面になると自分の気持ちを上手く言葉に出来ず、もどかしい気持ちから手が出てしまうことがあります。
手が出てしまった場合は、まずお子さんの気持ちに共感し、気持ちが落ち着いてから、なぜ手が出てしまったのか理由を聞くと良いでしょう。その時に「手を出しちゃダメでしょ」と怒ってしまうと、自分の気持ちを理解してもらえないと思い、話せなくなることもあるため、安心して自分の気持ちを伝えられるよう冷静に対応しながら「〇○されて嫌だったから手を出しちゃったんだね」と気持ちに共感していくことが大切です。話を聞いても「でも」「だって」と自分の主張を曲げられない時は、その気持ちを受け止めつつ「お友達はどんな気持ちになったかな」「自分がされたらどうかな」など、相手の気持ちを一緒に考えたり、自分と置き換えたりしても良いと思います。相手の気持ちを知ることで、手を出すことはいけないことだと理解したり、自分の気持ちに折り合いをつけたりすることが出来るようになるでしょう。まずはお子さんの嫌だったという気持ちを受け止め、どうしたら良かったのか、どのように伝えたら良かったのかを聞き、考えることが難しいようであれば一緒に考えていくという対応が望ましいと思います。お子さんの気持ちに寄り添い、一緒に答えを探すことが強い安心感へと繋がります。
子どもは友達との関わりの中で様々なことを経験して学び、自分の感情をコントロールできるようになっていきます。言葉で自分の気持ちを伝えること、相手の気持ちを考えることを繰り返し経験していくことで、徐々に手を出さずに言葉で自分の気持ちを伝えられるようになると思います。親としては心配だと思いますが、長い目で温かく見守り、手を出さずに言葉で伝えることが出来た時は十分に褒めてあげると良いでしょう。大好きなお父さんやお母さんに褒められることで自己肯定感が高まり、心の成長にも繋がりますよ。
Point
お子さんの気持ちに共感し、気持ちが落ち着いてから、手が出てしまった理由を聞きましょう。言葉で自分の気持ちを伝えること、相手の気持ちを考えることを繰り返し経験していくことで、徐々に手を出さずに言葉で自分の気持ちを伝えられるようになると思います。











