七ヶ宿町に暮らし好きな仕事で生きる。
自然の中での暮らし、そしてパン屋
次の目標へ向かって一歩一歩
always JOJOPAN
植草 剛司さん
植草 映奈さん
詳細はままぱれチャンネルの動画をチェック!
七ヶ宿町に移住して、
となり街の白石市でお店をオープン！
子どもたちを自然の中で、地域の繋がりを感じながら育てたくて、2018年に東京から移住しました。習慣の違いなど戸惑うこともありましたが、町の人たちの温かさで馴染むことができ、息子たちも中1、小6、小1、年少さんになりました。
元々主人がパン職人で、移住する時もパン屋を開く夢を持っており、いろいろなご縁やたくさんの方に支援していただいて、2020年12月に白石市にお店をオープンし、毎日七ヶ宿の自宅から通っています。店の名前は主人が好きなマンガと、そこから付けた飼い猫の名前から。それにalwaysで、「お客様の日常に寄り添うパン屋さん」でありたいという想いが込められています。
オープンしてすぐは帰れない日が続き、子どもたちに寂しい思いをさせましたが、今は少しずつ仕事と家庭のバランスが取れるようになりました。親が夫婦で働いている姿は子どもなりにすごく感じるところが多いようで、私たちが働いているのは「お客さんの笑顔のためだ」と長男が作文に書いてくれたんです。見てくれているんだなって、とても嬉しかったです。
生地の美味しさにこだわり
シンプルで美味しいパンを
パンには北海道小麦を使い、オーバーナイト製法（長時間低温発酵）で仕込むことで、外はカリッと中はふんわりとした食感に仕上げています。一番人気の明太フィセル、ピザやパニーニは、店頭になくなったらまた焼いて、いつも温かいものがあるよう心掛けています。今は１店舗ですが、七ヶ宿の皆さんからも食べたいという声をいただいているので、ゆくゆくは2店舗目を目指して頑張りたいですね。
僕は元々生まれも育ちも東京なので、生まれ育った環境を離れるのは不安でしたが、自然が豊かで、何よりも星がきれいなところが魅力的で移住を決断しました。今も休みの前日に七ヶ宿に戻った時の星空が一番好きです。
自然の無限の循環のなかで
土と向き合い、作家として生きていく
無限陶房
髙橋 竜太さん
詳細はままぱれチャンネルの動画をチェック!
白地に映える炭流しが
七ヶ宿町の冬の景色や
清い流れを伝える。
無限陶房は2018年4月より「陶芸」による町おこしとして本格的に始動し、今年4月で5年目を迎えました。七ヶ宿町では陶芸に適した良質な原料が豊富に採取できるため、この資源を用いてこの風土に根ざした焼きものづくりをしています。
「七ヶ宿焼」として展開していくにあたり、まずはスタイルの確立。試行錯誤の末、工房の代表により七ヶ宿町の歴史や文化を辿り、「炭」というテーマをコンセプトに「東北炭流し」が生み出されました。また、七ヶ宿の厳冬の情景や春の清冽な雪解け水を写し込んだイメージも表現しています。無限陶房の由来となったのは、30年以上前から町内にある登り窯で焼き物を制作していたようなのですが、その窯の名前が「無限窯」というのでそこから取りました。現在でもこの薪窯を用いて風土に根ざした焼きものを制作しています。
それぞれの志を持った
仲間が集う場所で
陶芸で独立する未来を夢みて
僕は新潟県村上市の出身で、高校卒業後に陶芸の勉強のため関西の方に10年ほどいました。師匠から七ヶ宿のお話をいただき、こちらへ地域おこし協力隊として移住してきました。七ヶ宿焼の活動を通じて町民の方々との交流を交えながら、町の特産品としても少しずつ認知され始め、県内だけでなく隣県へも広がりつつあります。コロナも少しずつ落ち着いてきたので、今後は各地に出展して七ヶ宿焼を全国に広めていければと思います。
また、僕自身元々は作家志望なので、自分の作品づくりの拠点地として昨年町内に空き家を購入し、現在はアトリエとして改修中です。縁もゆかりもなかった土地ですが、ここは本当に落ち着いて制作ができます。
無限陶房では土日限定で陶芸体験教室(お子さんの参加も可)を受け付けているほか、地域おこし協力隊として一緒に陶芸で働く方を募集しています。ぜひ陶芸で生きていくという覚悟を持って、好きな事を追求しに来てください。
陶芸体験教室については、ホームページのメニューから「陶芸体験教室」の欄をご覧下さい。
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