しちかしゅ暮らし~ないもの自慢の町~『七ヶ宿移住のススメ 教育編』
七ヶ宿移住のススメ 教育編
教育環境に不安がない!
それが七ヶ宿小学校の強み
全校児童41人のうち15人が、移住や親の仕事で転校してきた子たちです。6年生が13人なので来年はちょっと減りますが、移住で保育所の3歳未満児が増えているので、数年後にはまた多くなると思います。七ヶ宿小学校での学びの特徴は、個別指導が充実していることと、保護者との連携が密にできることです。先生方も自分のクラスだけでなく、全員の担任という意識で子どもたちに接しています。私たちだけでなく、町のみんなが声をかけてくれて、地域で育ててくれていると感じます。
中学卒業後は、白石・大河原・柴田の高校に行く子が多く、山形や仙台の高校に入る子もいます。8月に成人式をやるのですが、帰省した子たちが町のことをとても大事に思っているのを感じます。一度ここを離れても、第三者的な目でこの町を見て、新しい発見や気づきを持って戻って来てくれるといいですね。
移住者に聞きました!
しちかしゅ暮らしは自然がいっぱい!
教育を受けている子どもたちはどう思っているのでしょうか。
七ヶ宿に移住した6年生の皆さんにお話を聞きました。
成田 侑来(ゆら)さん
お父さんがテレビで七ヶ宿に興味を持ち、実際に見て私と妹もいいところだなと思い、5年生の時に引っ越して来ました。学校ではみんなは明るくてたくさん話しかけてくれるし、先生たちだけでなく地域の方々がいろいろ教えてくれるところが楽しいです。
齋藤 郁実(いくみ)さん
5人兄弟で4年生の時に引っ越して来ました。下校後や週末は勉強と手伝い、それと木や石を使った工作をやっています。学校行事で楽しいのは全校登山。和太鼓は6年生を送る会で披露する予定でしたが、休校でできなかったので今練習を頑張っています。
氏家 陽(はる)さん
先生も学校のみんなも優しくて、転校してすぐ馴染めました。サッカーとバドミントンが得意で、サッカーは白石に通ってやっています。お兄ちゃんが自然が好きなんですが、七ヶ宿は水が美味しくて自然が豊か。学校行事では和太鼓が大好きです。
通勤途中、四季折々の景色が
本当にきれいです
移住したママは七ヶ宿でどんな生活をしているのでしょうか。
埼玉県三郷市から移住
岡崎 麻美子さん
元々私も夫も「田舎に住みたい」という気持ちがあり、お試し住宅に泊まったことや夫の仕事の関係で、まるでここに呼ばれたみたいに移住しました。前の学校に仲の良いお友達がいた長女が、転校当時は体調が優れなくて休みがちだったんですけど、半年もしたら「こっち楽しい!」とよく笑うようになったり、行動的になり嬉しい変化ばかりです。そのお友達とはLINEで話したり、「あつ森」通信してます(笑)。町全体が家族みたいで、こっちにお母さんがいっぱいできました。よく野菜をもらうんですが「こうして食べると美味しいよ」って教えてくれます。もっと不便かと思ったんですが、私たちが住んでいる湯原地区は山形の高畠町まで車で15分、100均もスーパーもあるし、さらに10分で南陽市。宮城の友だちからも「何で七ヶ宿なの?そこまで引っ込む?」と言われたけど、道もいいし意外と便利なんですよ。
自然、そして人との繋がりの深さが子どもたちを育みます。
七ヶ宿町教育委員会子ども教育係
寺尾 野々花さん
保育料や小中学校の給食費が無料、家の前まで迎えに来るスクールバス完備で登下校も安心など、教育や子育てへの支援はとても手厚いです。地域の方々との関わりが深いので、それは子どもたちが成長する過程にとてもいい影響を与えてくれると思います。私自身仙台からこちらの役場に就職しましたが、町の皆さんに孫のように可愛がってもらっています。疑問に思うことがあったら、何でもご相談ください。
妊娠・出産~乳・幼児期の支援もたくさんあります!
詳しくはこちらからご確認ください。
【お詫びと訂正】
ままぱれ2020年9月号の本記事におきまして、齋藤 郁実様のお名前の表記に誤りがございました。
訂正させていただくとともに、深くお詫び申し上げます。
関連記事
Vol.2 しちかしゅ暮らし ~ ないもの自慢の町 ~【住まい編】はこちら
Vol.3 しちかしゅ暮らし ~ ないもの自慢の町 ~【仕事編】はこちら