ままぱれ

しちかしゅ暮らし~ないもの自慢の町~『七ヶ宿移住のススメ 住まい編』

しちかしゅ暮らし

七ヶ宿移住のススメ 住まい編
住宅にあまりお金がかからない!

自然豊かな場所で暮らしたい!と思っても、まず大切なのは住むところ。
七ヶ宿町には「地域担い手づくり支援住宅」制度や住まいの整備のための補助金など、頼れる制度が揃っています。

移住された方に聞きました!


七ヶ宿の課題に取り組みながら、子どもたちの夢を伸ばしてあげたい。
宮城県仙台市から移住 成田 知将さん

 仕事のやりがいを考えた時、「地域のために」というのは面白いと思うんです。仕事を変えるなら住む場所を変えるのもありかなと思っていた時にテレビで移住特集を見ました。それで移住政策や制度を調べてこの「地域担い手づくり支援住宅」を知り、くらし研究所に話を聞きに来たら、ちょうど「こ・らっしぇ」を建てる話を聞き、やりがいはいくらでもあると言われて(笑)。

 「地域担い手づくり支援住宅」は、設計業者さんと打ち合わせて間取り等を決めていくんです。うちは娘が2人いる4人家族。ご提案いただいた間取りでは、大人の部屋が大きかったのですが、僕らの部屋を小さくして、南側に子ども部屋を同じ大きさでふたつ並べ、壁紙もそれぞれ、娘たちに好きな色を選ばせました。元々家で過ごすのが好きな子たちなので、自分の部屋ができて喜んでいます。「雪が大変だよ」とも言われましたが、僕の出身が弘前市なので気になりませんでした。住み心地も快適で、特にお風呂が暖かいのがいいですね。


 子どもたちが「七ヶ宿にいたから、これができなかった」ではなく、今は新しい選択肢が増えているので、高校進学なども含めてやりたいことができるよう支援することが、これからの一番の夢です。僕の勤める「こ・らっしぇ」のHPでは常に最新の情報をお届けしていますので、興味が湧いたらまず来てみてください。

成田さん親子

「Book&Cafe こ・らっしぇ」についてはこちらをチェック


七ヶ宿に移住してから、家族の時間がすごく増えました。
東京都葛飾区から移住 植草 映奈さん
 子どもは4人。全員男の子で、まずうるさいです(笑)。この子たちを先生や地域の人の目が届く環境で育てたいと思い、移住先を探しました。私の祖母の家が仙台なので、宮城県は親しみのある場所でした。 県内の移住制度の一覧を見たら、七ヶ宿の「地域担い手づくり支援住宅」が目を引いて、9月に日帰りで遊びに来たんです。ダム公園で休憩した時、子どもたちが虫採りに夢中で、子どもって自然のなかでこんなに生き生きするんだと嬉しかったし、くらし研究所でお話を聞いた方のお子さんとうちの子がとても仲良くなって、「また遊びに来るね!」と別れたことに縁も感じました。

 家を建てる時、基本の間取りに加えて、家族で過ごせるリビングを広くしたかったのと、主人が和室にこだわっていたのがあり、リビングの一角を畳敷きにしました。和室があるとごろんと横になれるし、こちらに来てから四男を産んだので、2階の寝室でなくその畳敷きで添い寝して授乳する生活にも使い勝手が良かったです。冬もエアコンひとつで過ごせるくらい断熱が効いて快適です。子どもたちが「やっぱり家が一番だな」とか「何言ってんだよ、学校ほど楽しいとこないぞ」って話していたんです。それはこの町で、この環境で暮らせているからこそで、幸せなことですね。
植草さんの家

担当者に聞きました!

七ヶ宿での新しい暮らしを快適に
住宅支援制度について

七ヶ宿町 農林建設課
鈴木 康平さん

七ヶ宿町 農林建設課 鈴木 康平さん
 「地域担い手づくり支援住宅」は七ヶ宿で子育てしたい方、地域活動に積極的に参加していただける、概ね40歳までのご夫婦でお子さんがいるご家族に移住していただき、家賃月35,000円で20年間住めば、土地と建物を無償で差し上げる制度です。毎年2棟ずつ建てており、最近では年に3~4組くらいの応募があります。入居募集については、町のHPやくらし研究所にて広報をおこなう予定です。

 何パターンかの間取り・コンセプトから組み合わせて選ぶことができます。壁紙や床の色などはカタログから選べるので、自由度はかなり高いですね。雪国なので断熱はしっかりしており、快適という声をいただいています。このほか住宅の新築、改修、空き家のリフォームにかかる費用の一部を助成する「七ヶ宿住みたい住宅応援事業」もあります。

 令和3年度は町営住宅1棟、集合住宅1棟の建設も予定しています。今年度は町営住宅の長期的計画の見直しを行っており、住民の方や移住希望者の声を聞きながらより良い住宅施策を展開していきたいと思います。
地域担い手づくり支援住宅

「地域担い手づくり支援住宅」入居までの流れ


七ヶ宿で「暮らしている」感覚を知っていただくために
「お試し住宅」のススメ

七ヶ宿くらし研究所
髙橋 由紀さん

七ヶ宿くらし研究所 髙橋 由紀さん
  埼玉県大宮市(現:さいたま市)から移住して23年になります。子どもを授かったことがきっかけでしたが、その子どもたちももう23、22、18歳。町外に行きたい気持ちもあるようですが、「ここで育って良かった」と言っています。
 七ヶ宿くらし研究所は、移住について気軽に相談に来ていただける窓口があり、HPに出ている情報だけではなく、どんな人がいてどんな仕事があるのか、暮らしはどうなんだろうなど、私はここでの長い経験をお話しできるし、育休から戻ったばかりのスタッフは、今の子育てのお話ができます。

 移住を検討されている方向けに、お試し住宅を用意しています。住宅地のなかにあるので、入居する際には隣近所に挨拶していただいたり、ゴミ出しや雪かきなど地域のマナーや、雰囲気を知ることができます。1家族あたり1泊2日(税別500~1,000円)くらいから利用できますので、ぜひ七ヶ宿での暮らしを体験してください。

七ヶ宿くらし研究所とお試し住宅の内装

七ヶ宿くらし研究所

[お試し住宅のお問い合わせ]
七ヶ宿くらし研究所
[TEL/FAX] 0224-26-6933 


[住まい関係のお問い合わせ先]
●町営住宅、空き家:農林建設課(建設土木係)
[TEL] 0224-37-2115


七ヶ宿町の住宅支援制度

新築一戸建てに20年住んでマイホーム
地域担い手づくり支援住宅


新築の戸建て住宅に入居でき、20年間住むと土地と建物が無償で譲渡されます。設計段階から打ち合わせに参加、間取りを自由に決められるのも大きな魅力!
対象 地域活動に積極的に参加できる40歳までのご夫婦で中学生以下のお子さんがいる世帯。

新築やリフォームなどの
費用補助


住宅の新築、二世帯住宅への改修は上限300万円。空き家のリフォーム、バリアフリー改修、かやぶき屋根の修繕など、住まいの整備にかかる費用は100万円を上限に半額を補助。
対象 町内在住の方、移住される方。
※移住される方の場合、「新築住宅/既存/二世帯住宅への改修」の補助は、1年以上の町内居住が要件。移住を目的に住宅を新築した方は住宅完成後、住民登録をしてから6ヶ月を超えない間に申請をお済ませください!

空き家バンク


空き家を「売りたい」・「買いたい」の橋渡し。
※お問い合わせは上記農林建設課(建設土木係)まで。

新築オール電化のひろびろ1LDK
世代間交流住宅


定住をご希望の方に、平成27年新築のオール電化住宅をご用意しています。
対象 移住される方、町内在住の方も入居可能。

町営住宅


木造平屋建て80㎡(2LDK)、家賃は毎年度世帯の収入により変動します。
対象 入居者全員の収入が15万8千円以下で、同居または同居親族が市町村税等未滞納の世帯 他

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Vol.3 しちかしゅ暮らし ~ ないもの自慢の町 ~【仕事編】はこちら 

Vol.4 しちかしゅ暮らし ~ ないもの自慢の町 ~【総集編】はこちら

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