ままぱれ

小学5年生の娘の言葉遣いが急に悪くなりました

小学5年生の娘の言葉遣いが急に悪くなりました。
「うざい!」や「今やるって言ってんだろ?」と、私が何か言うと噛みつくように返してきます。
ついに反抗期が始まったか…と思うのですが、ちょっと前まであんなに可愛い娘だったのにショックです。
どのように注意したら良いでしょうか。

小5の娘の言葉遣いが急に悪くなりました

 小学5年生の娘さんのご相談ですね。反抗期は、いつか始まるものとわかっていても、いざ目の当たりにすると、我が子の変化に戸惑うものです。成長を感じる一方で、幼い頃と現在のギャップにショックを受けるお気持ち、とてもよくわかります。反抗期のお子さんにどのように接していくと良いのか一緒に考えてみたいと思います。

 ご存じの方も多いと思いますが、反抗期は、小学校高学年から高校生の頃までの間に現れます。中学生の頃に現れるお子さんが多いですが、始まりや程度には個人差があります。反抗期が起こる理由については、脳の発達が影響しているといわれています。人間の脳には、情動や意欲に関わる「大脳辺縁系」と、感情や行動を抑制する「前頭前野」があります。この「前頭前野」の方がゆっくりと発達するために、この時期には脳内でのアンバランスさが出てくるといわれています。そのため、感情や行動がうまくコントロールできずに、悪い言葉や反抗的な態度に出てくると考えられています。一方で、何かに挑戦したい、自立して行いたいという気持ちは大きく成長してくる時期でもあります。お子さんが、親から注意されて反抗的な態度をとるのは、「やらなきゃいけないのはわかってたけど、親に先に言われてしまった。本当は言われる前にしたかった」という気持ちかもしれませんね。このように、親御さんへの怒りというよりは、お子さん自身の中での焦りや挫折のような気持ちが、表面的には反抗的な態度となって表れていると考えることができます。

 では、ご質問にありました「どのように注意すると良いのか」について、手がかりとなりそうなことをいくつかご紹介したいと思います。1つ目に、注意するのは1回で手短にというのが大切です。何度も長々と言われるとますます反抗したくなるので、1回に留めておきましょう。2つ目に、「今やろうと思ってた」のように反論された場合は、まずは受け止めるというのがおすすめです。親としては、言われる前にしてほしいですし、本当にやろうと思ってたのかな?と思う時もあるかもしれません。親の意見を伝えるのは悪いことではないのですが、この場合は、お子さんが自分を否定されたと思ってますます反抗的になる可能性があります。ここは「今やろうと思ってたんだね」とさらっと受け止めるくらいの方がお子さんも安心できます。3つ目に、注意するラインを決めておくことが大切です。例えば、人を傷つけてしまう言葉や行き過ぎた言葉などは毅然として注意した方が良いですね。

 最後になりますが、反抗的な我が子を目の前にすると、なかなか冷静でいられないのが親ですし、本気で向き合うからこそ親のストレスも大きくなるものです。日々、子どもと真剣に向き合っている親御さん自身も大切にしながら、これらの方法を参考にしていただければと思います。

反抗期


POINT!
お子さんの中で焦りや挫折のような気持ちが反抗的な態度に表れていると考えられます。否定されるとますます反抗的になるので、注意をするときは1回に留めることが大事です。まずはお子さんの意見を軽く受け止め、行き過ぎた言動をする場合は毅然と注意しましょう。


アドバイスをいただいたのは…
佐藤 晃子 先生

青森県出身。専門は公衆衛生看護学。看護師・保健師。
現東北福祉大学健康科学部助教、保健師。2児の母。



  

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