ままぱれ

息子の寝る時間が遅いのが気になっています…

小学5年生の息子の寝る時間が遅いのが気になっています。
塾や宿題で忙しいせいもあるのですが、原因は10時台のバラエティー番組。
早く寝るように言っても、番組を見ないと翌日にお友達と話が合わないからと、寝るのが23時近くなっています。
そのせいか朝もすっきり起きられないのですが、どうしたらいいのでしょうか。

息子の寝る時間が遅いのが気になっています…



 お子さんの就寝時間が遅いこと、起床時間が遅くすっきり起きられないことが続くと心配になりますね。今回はお子さんの睡眠時間について考えていきたいと思います。

 まず就寝時間が遅くなることについて考えていきましょう。相談者さんの質問を見ると、就寝時間が遅くなる原因が、塾や宿題で忙しいこと、バラエティー番組のようですね。塾や宿題の忙しさは少し調整が難しいので、調整しやすいのはバラエティー番組の方かと思います。しかし、バラエティー番組を見ないようにするといっても、本人なりの理由があるためうまくいかないことが予想されます。小学5年生ですと思春期が始まる頃ですので親御さんの意見を素直に受け入れるとは限らなかったり、友達との共通の話題が人間関係を維持するうえで大切だったり、という時期でもありますね。そのため、睡眠時間について話すときには、まずお子さんと親御さん双方が、睡眠時間についての考えを出し合ってみる時間が必要だと思います。その際には、まずお子さんが遅寝、遅起きについてどう考えているのかをじっくり聞くことが大切ですね。

 そのうえで、お子さんがバラエティー番組について友達付き合いに必要であると感じているのであれば、そのバラエティー番組以外の日は就寝時間を早くするように調整してみるのも良いかもしれませんね。番組が複数ある場合には、お子さんと相談の時間を作り、番組の中でも優先順位をつけて、毎日遅い時間にならないようにできると良いかと思います。また、就寝時間の話をする際には、単に早く眠るように伝えるよりも、睡眠の役割を踏まえたり、自分の実態がどうなっているのか、そしてどうしていきたいのかを書き出してもらったりしながら話すと効果的かと思います。

 ちなみに、睡眠には重要な役割が大きく分けて3つあります。1つ目は記憶の整理です。これは日中の活動や学んだことを整理しながら記憶していく役割です。2つ目は疲労回復です。小学生ですと活発に活動し、学校の授業や塾、宿題などで頭と体の両方が疲れていると思います。その疲れを回復する役割が睡眠です。3つ目は成長です。睡眠中は成長ホルモンが分泌されますので、小学5年生ですと骨や筋肉を発達させ身長が伸びるなどの役割があります。このような睡眠の役割を説明することで、お子さんは睡眠自体に興味を持ち、睡眠の必要性を理解してくれるかもしれませんね。

 また、睡眠時間を確保するコツは早寝ではなく、早起きです。睡眠のリズムは、脳のメカニズムである体内時計によって保たれていますが、その体内時計は外からの光の刺激によって調整されています。人間の睡眠・活動サイクルは24時間より少し長いことがわかっています。そのため、朝に光を浴びることで、体内時計をリセットし、日中活動しやすくなる体作りができるようになります。そして、日中適度な活動を行うことで、自然と眠くなる時間が早くなり早寝につながりやすくなります。このように早起きを意識して行うことで、睡眠時間の確保ができるようになると良いですね。


POINT!
小学5年生は思春期でもあり、友達との共通の話題で人間関係を維持する時期ですね。お子さんと睡眠時間について話し合って優先順位をつけ、また、睡眠にどんな重要な役割があるのかを説明し、お子さん自身に睡眠の必要性を理解してもらえるといいでしょう。


アドバイスをいただいたのは…
高田 昭 先生

福島県出身。専門は精神看護学。
精神看護専門看護師、保健師、公認心理師。
現東北福祉大学健康科学部助教。2児の父。



  

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