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小さな子どもにマスクをしてもらうにはどう伝えれば良い?

もうすっかりマスクが生活の一部になっていますが、5歳の息子がマスクを嫌がります。
外で遊んでいるとずれてしまうので嫌がるのも無理はないのですが、やはり感染が怖いのです。
慣れるのは難しいとは思うのですが、どう伝えればマスクをきちんとしてくれるようになるでしょうか。

小さな子どもにマスクをしてもらうにはどう伝えれば良い?

マスクにどんな効果があるのか、例え話で説明するのはいかがでしょうか。「みんなのためのマスクなんだよ」と伝え、着けたほうがよい場面でマスクをしてくれた時はぜひ褒めてあげましょう。

 新型コロナウイルス感染症への感染予防において、多くの方がマスクをつけるようになってから、もう一年がたちますね。お子さんに、マスクをきちんとしてほしいとのこと、おそらく多くの方が同じような気持ちを持っておられると思います。

 ここ最近は「ユニバーサルマスク」という考え方に基づき、症状の有無にかかわらず屋内や人との距離が保てない場では、全ての人がマスクを着用することが推奨されるようになってきました。ウイルスを排出する側・浴びる側がどのようにサージカルマスクを着用していたかによって、浴びるウイルス量が異なるという東京大学の河岡教授らの研究結果(※1)が公表されているので、それに基づき、お子さんがマスクを着けていた場合と着けていない場合について、考えてみたいと思います。ウイルスを排出する側も浴びる側もマスクを着けていない場合のウイルス量を100%とすると、お子さんが浴びる側の場合、排出側が着けていてお子さんが着けていなければ60%減、排出側が着けておらずお子さんが着けていれば50%減、両方が着けていれば70%減となります。お子さんが排出する場合は、この逆となります。新型コロナウイルス感染症は、感染していても無症状の場合があることから、できるだけ全ての人がマスクを着用し、知らず知らずのうちに浴びるウイルスの量を減らそうという取り組みですね。5歳のお子さんですと、まだマスクを正しく着用することが難しかったり、マスクの表面についた汚れを触ってしまったりということがありそうなので、これよりも減少幅は小さいと思われます。

 さて、どのように伝えればマスクを着けてくれるようになるかとのご質問をいただいていますが、たとえば上記のような仕組みを、例え話をしながら説明し、みんなのためのマスクであることを伝えるという方法もあるかと思います。5歳児ですと、まだみんなのためにという発想を理解し行動に移すことは難しい可能性もありますが、もしそれが理解できたり、マスクをし てくれたりした場合には、ぜひ褒めてあげてください。また、子どもたちは、大人よりもよく動き、呼吸数も多く、息苦しさも感じやすいと言われています。実は、2歳未満のお子さんについては、日本小児科医会(※2)より、マスクは不要との見解も示されています。先にも説明しましたが、ユニバーサルマスクの考えとしては、全ての場においてということではありません。マスクを着けたほうがよい・外してもよい場所や状況について、一緒に考えてみてもよいかもしれませんね。

 そして、いずれにしても、新型コロナウイルス感染症への感染予防においては、思いがけずウイルスを触ってしまうことがあるという前提で、手洗いを丁寧に行うことが最も大切な方法になります。マスクの着用はお子さんとお話をしつつ、手洗いはしっかり促していきましょう。

※1 東京大学医科学研究所

※2 日本小児科医会

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